2010.1.1 |
セミコンジャパン2009報告 |
日時:2009年12月2日〜4日 場所:幕張メッセ ■セミコンジャパン2009のまとめ 1.今回のセミコンのイメージ 1)装置メーカーは、LED、IGBT、パワーデバイスの文字 2)ロボットメーカーは450mm仕様の搬送装置を展示 3)デバイスの委託サービスの会社が多い 4)部品メーカーは、再生、修理を開始 5)材料メーカーは、SiCやサファイヤ 6)展示会場でのセミナー ⇒セミコンジャパンは、上記を前面に出す事も良いかもしれない 2.中古装置を扱っている会社の出展が多い リース会社・中古取扱会社との提携が多くなってきている 3.出展社の話、ひやかしが少なく、仕事で来る人が多くなっている との話(4社から同じ内容) ⇒来場者は30%減になったが、仕事で来る方が多くなったのが良い 4.高専ブースで思わぬ人財 ⇒セミコン会場で次世代の人財の発掘の場でも良いかもしれない 5.セミコンの規模等が小さくなったが、各ブースで詳しく聞き新たな事もわかり 意義のあったセミコンであった ■各ブースについて □清和光学 1.10年にステッパーを販売開始する 2.価格は競合を見て決めるが、○億円ぐらいになる見通し ⇒他社も○億円台のステッパーを掲載 □インプレックス 1.高周波電源・モータードライバー等の修理を行う □JA三井 1.従量課金制度がある 使用時間に対しての請求額を決める方式。但し上限下限金の設定がある テスターが多い □沖縄県 1.日本で唯一『経済特区』がある県 2.法人税35%減額等がある 3.各県は知っているが、かかわっていないメーカーは知らない 4.デバイスを製造している会社が1社ある 1)装置の輸送手段が問題点としてある模様 ⇒装置を搬入した装置メーカーからの話 □D-Process 1.CMPのファンドリーを行っている会社 1)概算費用(材料により異なる) 開発費1LOT○円ぐらい、量産時1枚○円ぐらい 2.また、CMPもスラリーも自社で生産している 3.ファンドリーを出した会社が、量が多くなり自社で製造する場合 1)自社のCMP装置及びスラリーを販売する 同時に技術も販売する 2)これにより、同じ仕様になり、デバイスメーカーは垂直立ち上げが可能になる ⇒非常に面白いビジネスモデル □キヤノン 1.LED用ワイヤーボンダーを展示、1秒で10〜15チップ?をボンディング 非常に速い。 □江信 1.石英チューブを再生する会社 □水戸第2高校地学部(高専ブース) 1.高校の部活で展示。展示物は今までにない構造の反射望遠鏡 2.説明者のHさん 1)話をすると、人の心をまずつかむ 2)質問に対して明確に答える 友愛とか訳の分からない言葉を使わない 3)楽しそうに話をする 4)周りの歩いている人が寄ってくる 5)集まってきた人にも目を向けながら話す 3.何故トークがうまいの?の1つ質問に対しての回答 1)宇宙に関する学会で何度か発表している (学会名を言っていたが覚えきれませんでした) 2)昔から、宇宙に関する事に興味があった 3)高校に入り地学部(部活)に入部 4)宇宙に関する大学に入る 5)将来は宇宙に関する仕事に就きたい ⇒自分の将来を見据えた強烈な女子高生! 4.その後、思った事 1)しゃべりは、天性のものがあるが、努力&夢が重要 2)私が会社経営者であれば、卒業後「ぜひ、弊社に来てほしい!」と言う レベルの人財 3)セミコンは、大学、高専のブースがあるが、人財を見つける絶好の「場」で もある |