PUBLIC BAR S

PUBLIC BAR S(大阪/北新地)
閉店

Bar Sに行くきっかけは、同じビルの3階の「大輝」に
〇さん(今はお菓子屋さんに勤めている)と行った時に
満員で、入れなかった。
「それじゃ、またきます」と言い
1階まで行った時に、
ここにBarがあるときずいた。
「〇さん、ここに入ろ」

最初にBAR Sに入った時、
店の中に切り絵が飾っていた。
「凄い切り絵ですね。」と言うと
「成田一徹さんの切り絵ですよ」
展示会をしている時に、先代と何度か行き、
「ようやく譲ってもらいました」とマスター
改めて、店の切り絵を見た。

成田一徹さんの本もおいてあった。
譲ってもらったBarSの切り絵も載っていた。

ある時、マスターと話をしながら、呑んでいた。
1時間以上たってもお客が、誰も来ない。
その後も、何度か通うが、お客がほとんど来ない。
マスターに「お客さん全然来てないやん、店大丈夫?」
マスター「知っている方が来て頂くだけで」
「へ〜っ」と思った。

ある日、ドアに、成田さんの切り絵のポスター
「マスター、この本、新刊ですかね?」
「最近出た切り絵の本ですから、
本屋においていると思いますよ」
と言われ、次の日に本屋に注文した。

その後、マスターが交通事故。
4月頃にBar Sから、店を開店するとのハガキが来た。
私の誕生会を兼ねてBar Sに行くが、
まだ、閉まっていた。
Bar Sの上階の大輝のお母さんに聞くと、
「開店したのは、良かったのに、
傷が悪化して、また閉めたのよ」と。
今年(17年)は無理の様子。

結局Barは閉店し、「治療に専念します」とドアに張り紙があった。
今は、この場所は、別のBarになっている。

マスターが完治し、BarSが再開できることを。
「新装開店」のハガキを待つのみ。


The Bar Classics