Photograph by S.Wada
西からの風

1979年に初めての米国出張。
米国へ着き、先発で行っていた先輩と合流
1ヵ月間の出張

モーテルはシリコンバレーにあるグラナダイン
チェックインして、電話をしようとすると、つながらなく、
フロントに電話をした。
フロントにいた方が部屋に招き入れ電話を貸してくれた。
英語が話せないので、単語と身振りのみ。
良く見るとその部屋に日本の人形が多く飾れられていた。
このモーテルは日本人が多く泊り、お土産で頂いたそうだ。
そして、ここのモーテルの朝食は和食もある。
これは旨い。結構、気に入っていた。

仕事では、先輩から、その都度、
米国での仕事・生活について、いろいろ教わった。

年齢を聞かない事、名刺を持っている人が少ないので手帳に名前を、
米国の仕事のやり方とユニオンの問題、役職について、
レポートの書き方等々・・・

そして、1ヶ月間、女性のエンジニアについた。
これまた、英語が出来ないので、単語と身振り。
最後の手段はノートに書いてもらう。
1ヵ月後は、先輩に教わりながら英語でレポートを作成し
エンジニアに提出した。

休日や仕事が終わってからは、写真を撮っていた。

休日に、エンジニアの家に招待された。
その家は、なんとワイナリー。
また、別の休日には街へも行った。
そして、仕事が終わり「パーティ」があるからと、
ワーカー、テクニッシャン、エンジニア、スパーバイザーらと
食事したり、呑んだり、ダンスをしたり
懐かしく思い出す。
これも先輩のおかげです。

先輩、米国であった皆さん、今は、どうしているのかな。
もう38年前の話